空を見上げて

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輝きを取り戻すために

こんにちは。



私がボラに入ったのはちょうどブリーダー崩壊の公開後2週間たったあとでしょうか。
最初のボラにはたくさんの方が時間を作り、劣悪な環境の犬舎とその周辺の整備の清掃でそれはそれは大変な作業だったと思います。

私が行った日はボラが5名ほどでした。
犬舎にはいると80頭近くの犬たちの糞尿の匂いで一瞬鼻を突くにおいがしました。
そして一斉に「ワンワン」と吠えます。
とにかく人が入るたびにワンワンと吠えるんです。

犬語がわかないので、「いらっしゃい~~」なのか「だれ?」なのか「ここからだして~」なのかわかりません。
でも少なくとも、「もうこないで~~」とか「嫌いよ~」とかは言っていないと思います。
みな人懐こくってそばに寄るとしっぽをぶんぶん振ってくる子が多いからです。

そして何よりここにいる犬たちは、自由のないケージの中に長居したくないということだけははっきりしていると思うんです。

抱きあげるとホッとするように体をぴったりと寄せてきます。
他の仔も、ジャンプして私も僕も・・とせがむようかしぐさをします。

ボラの方は一生懸命一匹一匹を丁寧にケージから出しては、きれいにお掃除した後戻すということを全頭のケージがきれいになるまでします。

中には頑固な汚れでブラシを使い、磨いています。
それが終わると給水機の水をたっぷり入れ替え、また翌日のボラが来るまで犬たちは犬舎の中で一日を過ごします。

これからは春になり気温が上がるので、少しは寒さから解放されるかも知れませんね。
でも人里離れたところにある犬舎の周りはまだ雪が残っていました。

断熱材もしっかり入っていない、壁と屋根があるだけの家では夜中気温が下がると寒さが戻ってくるような気がしました。

短毛の子には洋服を着せ、体温が落ちないように気を使います。

体調の悪そうな子を見ては、病院に駆けつけたり、犬舎の中の一角の机の上には体調が悪い仔用のお薬が入った「かご」が置いてありました。
その仔たちの毎日の健康管理、そして残った仔たちの健康管理、気が抜けない毎日が続いている現場でした。

ブリーダー崩壊の現場は、毎日毎日が大仕事です。

犬たちが一人で生きていけない現実を目の当たりにして、シリアスブリーダーと呼べるブリーダーが日本にはどれほどいるのかと疑ってしまいますね。

今回のように人気犬種だけを繁殖し、人気が下がると飼育放棄寸前の対応をしても平気な繁殖屋がなんと多いことか・・。

こういう繁殖屋(パピーミル)を絶たなければ、これからも同じような犬たちがこの世に生れ、どこかで寒さと飢えの犠牲になり「小さな命」が消えていくんだと思います。


今回レスキューなさった方々には感謝の気持ちと同時に、これからこの仔たちの幸せを願う「志」を応援していかなければいけないと思いました。
そして最後の一匹が幸せになるまで、この仕事は終わらないことを感じて帰ってきました。


全国のレスキューされている愛護団体さんの御苦労が身にしみて感じた一日でした。


そして、飼育放棄した方、飼い主の身勝手で家族同様の動物を放棄した方、ひとり残された彼らの瞳からは「」が消えていくことをご存知でしょうか?


私はそんな仔を、この犬舎の中でも見かけました。
愛情に満たされない仔たちは、少なくとも瞳の中に記憶として残しているのかもしれません。

でもこの仔たちは、本来の輝いた瞳を取り戻すために懸命に毎日を生きています。

どうか里親になられる方は、終世この仔たちの幸せをお約束してくださいね。


ワンコ☆にゃんこライフからのお願です。

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by sutenaidedotwan  at 16:32 |  未分類 |   |   |  page top ↑
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Author:sutenaidedotwan
「すてないで。運動」
現在、
動物達を家族に迎えている人
これから迎えようとしている人。
ひとりひとりの意識改革を目指し
この言葉を伝えていく活動をしています。
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あなたを
家族として迎えたその日から
あなたを
最後まで大切にします。
それが
あなたとかわした
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