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空を見上げて

バンキシャ

こんにちは。

わん友さんから「バンキシャ」という番組でペット業界の話が出るらしいという情報を聞き、
すぐに番組をチェックしました。

初めはショードッグの映像から流れて、犬をショーに出している飼い主に『あなたにとって犬の存在は?』とインタビューしています。
皆さん優しいお顔で、『かけがえのない家族の一員です』とおっしゃっていました。

その裏では、センターに持ち込む飼い主、カラーをつけられたままうろたえる柴犬。

そしてあの福岡太宰府の現場が映し出されました。
しばらくするとそこの繁殖場の持主があらわれ、犬のいない犬舎に残されたえさ入れを片付けています。

記者の質問:なぜ餓死したのか?
この不景気でえさ代が出せなくなった、去年の秋ごろから。
一匹一匹には思い入れがある。
記者の質問:犬たちは幸せだったと思いますか?
幸せじゃないと思う。
と答えています。

でも23匹が餓死して焼却した犬も数十匹いるんです。

他の元ブリーダーがインタビューに答えています。
最初はうまい話にのって始めたが、利益が減って結局は犬を捨てることになってしまった。


現在持ち込みの犬は全国の管理センター保健所に年間約14万匹、そのうち11万匹が殺処分されているといいます。

ここ3年間で4匹以上のブリーダーらしき多頭の持ち込みが全国で40件に及ぶとも言われています。
北海道もその一つでした。
理由は数を減らすためです。

呆れますね。増やしておいて、売れないから餌代がかかるから処分のために持ち込むブリーダー。
個人の飼い主も同様にあきれます。


レトリーバーのブリーダー
狩谷祥子さんは、現在70匹のレトリーバーを家で飼育しています。
1か月の経費はざっと数えても160万円は下らないということです。
一匹8万円以下では売れないといっていました。
ただこの方は取材に答えていらっしゃるので、しっかりとした飼育責任をお持ちでした。
終世飼育指導を24時間体制で飼い主さんと連絡しています。
万が一飼えなくなった場合は新たに飼い主を探すか終世自分で面倒をみるということです。

シリアスブリーダーというものはそういうものでなければいけませんね。

最後にこんな言葉でしめられていました。

かけがえのない「いのち」悲劇を繰り返さないための取り組みが求められています。


ゴールデンタイムに流された10分足らずの放送でしたが、たくさんの人が何かを感じてくれたらいいです。


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by sutenaidedotwan  at 19:43 |  未分類 |   |   |  page top ↑
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